五輪金メダル 白井健三さんが大技披露 子どもたちから大歓声 山梨県
体操のリオデジャネイロ五輪団体総合男子金メダリストの白井健三さん(27)が18日、山梨県中央市を訪れ、子どもたちに「大技」を披露しました。
白井さんはNPO法人「ルーデンススポーツクラブ」新体育館のオープニングイベントにゲストとして登場しました。参加者約200人を前に、現役時代「ひねり王子」として親しまれた白井さんが華麗に演技。自身の名がついた後方伸身宙返り4回ひねり「シライ/グエン」など、金メダリストの美技の連続に会場がわきました。
その後、体操の体験会も開かれ、子どもたちは指導にあたる白井さんとの時間を楽しみました。
子どもたちは「クルクルたくさん回っていて、格好よかった」「あんなにすごい技ができるなんてすごい。大きくなったらいつかやってみたい」と目を輝かせていました。
白井さんは「体操を始めたばかりの子どもたちを見ていると、忘れていた感情を思い出すというか、体操は楽しいものだと再確認させてもらった。とにかくスポーツを楽しむこと。体操だけではなく何をやるにしても楽しいという感情が一番モチベーションにつながる。今持っている感情を忘れてほしくない」と話していました。