五輪銅メダル 岡崎朋美さんが初心者にスケートを手ほどき 山梨県
スケーティングの基礎を伝授
五輪に5大会連続で出場し、長野大会スピードスケート銅メダリストの岡崎朋美さんが初心者に手ほどきする「基礎スケート教室in山梨」が10日、富士吉田市・セイコオーバルで開かれました。
教室は日本スケート連盟が開催したもので、小学生から一般までおよそ80人が参加。7割ほどがスケート初体験という中、講師を務めた岡崎さんが力強い滑走を披露すると、会場は拍手に包まれました。
岡崎さんは滑る姿勢や体重のかけ方などを丁寧に指導。参加者は氷上の感覚に戸惑いながらも、スケートの楽しさを存分に味わいました。
参加した子どもは「スケートを滑るのがすごく楽しかった」「(岡崎さんは)格好良かった」「またやりたいと思った」と笑顔。岡崎さんは「氷(の上)ということ自体が非現実的。楽しく滑ってほしい。スピードが出て楽しいことを体感し、興味を持ってくれると、これからも続くと思う。ぜひ五輪に向かってまっしぐらに行ってほしい」と競技人口拡大に期待を寄せました。