【速報】シャープ最大10万人分の利用者の個人情報流出の可能性 オンラインストアなどに不正アクセス
電機大手の「シャープ」は29日、公式オンラインストア「COCORO STORE」と食材宅配サービス「ヘルシオデリ」のサイトで、第三者の不正アクセスにより、一部の利用者の個人情報が外部に流出したと発表しました。
流出した情報は少なくとも203人分の氏名や住所、メールアドレス、購入商品などの情報で、不正アクセスにより最大10万人分が流出した可能性があるということです。
シャープによりますと、22日、公式オンラインストア「COCORO STORE」に、別のWebサイトに誘導する不正な文面が埋め込まれていることに利用者が気づき、シャープに連絡。不正アクセスが発覚しました。
このページを閲覧すると、自動的に個人情報が流出する仕組みになっていて、6月30日に「COCORO STORE」で商品を購入した約100人については流出が確認されているということです。
また、6~7月に「COCORO STORE」にログインしたり商品を購入したりした2万6654人と、サイトにアクセスした約7万5000人についても、個人情報が流出した可能性があるとしています。
さらに、2万6654人のうち、7月19日から22日までの間に「COCORO STORE」にクレジットカードの情報を入力していた場合は、カードの情報が流出している可能性がありますが、今のところ不正利用は確認されていないということです。
また食材宅配サービス「ヘルシオデリ」にも第三者による不正アクセスが確認されていて、少なくとも100人の個人情報が流出したということです。
シャープは「事態を厳粛に受け止め、被害拡大の防止に努める」とコメントし、身に覚えのない不審なメールを削除するとともに、パスワードの変更などを呼びかけています。
■COCORO STORE お客様相談窓口
・受付時間:午前9時半~午後5時半(土日祝を除く)
・電話番号:0120-227-488
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