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【速報】“紀州のドン・ファン”殺人 元妻・須藤早貴被告の被告人質問「毎月100万円ちょうだいね」発言するのは無罪主張の初公判以来

2024年11月8日 10:41
【速報】“紀州のドン・ファン”殺人 元妻・須藤早貴被告の被告人質問「毎月100万円ちょうだいね」発言するのは無罪主張の初公判以来
法廷での須藤早貴被告(8日 和歌山地裁)

 "紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家の男性を殺害した罪に問われた元妻の裁判員裁判で、8日午前、元妻に対する被告人質問が和歌山地裁で始まりました。

 裁判は午前10時45分ごろ始まり、元妻の須藤早貴被告は黒のスーツにマスク姿で法廷に姿を現しました。

 須藤早貴被告は、2018年、和歌山県田辺市の自宅で、“紀州のドン・ファン”と呼ばれた野崎幸助さんに何らかの方法で致死量を超える覚醒剤を摂取させ殺害したとされています。

 初公判で須藤被告は「私は社長を殺していませんし覚醒剤を飲ませたこともありません」と起訴内容を否認し無罪を主張。その後、これまでに28人の証人が出廷し、証言に立ちました。


 8日、須藤被告に対する被告人質問が始まりました。須藤被告が言葉を発するのは初公判以来で、須藤被告は弁護人から野崎さんと知り合った経緯などを聞かれ、堂々と詰まることなくハッキリ答えていました。知り合った経緯は知人からの紹介ということで、知人から「(野崎さんは)週刊誌などで有名だよ」「有名人なんです、名前を検索していてください」と紹介されたと話しました。

 また野崎社長と初めて会った際、100万円をもらい「結婚して」と言われたことから「毎月くれるならいいよ」と返答したと語りました。野崎さんとの関係については「ラッキー」「うまく付き合っていこうと(思った)」と答えました。その後も結婚を迫られたため、冗談と感じ「じゃあ毎月100万円ちょうだいね」とはぐらかしたということです。

 被告人質問は8日を含め3日間予定されており、判決は12月12日に言い渡される予定です。

最終更新日:2024年11月8日 15:25