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【独自】タクシー暴走3人死傷 死亡した運転手を書類送検 時速150キロでガードレールに激突し炎上

2024年10月11日 18:29
【独自】タクシー暴走3人死傷 死亡した運転手を書類送検 時速150キロでガードレールに激突し炎上

 今年6月、大阪市淀川区でタクシーが暴走し3人が死傷した事故で、死亡した運転手が書類送検されたことがわかりました。タクシーは当時、時速150キロほど出ていたとみられています。

 今年6月、大阪メトロ西中島南方駅前の交差点で、新御堂筋の高架から下りてきたタクシーが、ガードレールに突っ込んで炎上しました。

 警察によりますと、この事故で、近くにいたフィリピン国籍の9歳の女の子が頭を打って一時重体となったほか、30歳の父親が顔を骨折する大ケガをしました。68歳のタクシーの運転手は死亡しています。

 その後の捜査関係者への取材で、当時、タクシーは時速150キロほどで走行していたとみられ、ブレーキの跡もなかったことがわかりました。

 運転手からアルコールは検出されませんでしたが、警察は9日、タクシーを暴走させ2人にケガをさせたとして、運転手を過失運転致傷の疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。