「間人ガニ」問題発覚後初の水揚げへ 新たなQRコード付きのプレートなど産地偽装防止策を施す 京都
産地偽装が問題となった京都のブランドガニ「間人(たいざ)ガニ」の漁が解禁され、問題発覚後初めての水揚げがまもなく始まります。
9日午前10時ごろ、間人ガニを乗せた漁船が京都府京丹後市の間人港に到着しました。漁の解禁は11月6日でしたが、悪天候のため8日まで出港を見合わせていて、このあと正午過ぎに3日遅れの水揚げの予定です。
間人ガニを巡っては、今年4月、カニを管理するタグを横流しし産地を偽装したなどとして、地元の水産業者らが逮捕される事件が発覚しました。
これを受け、今シーズンからは、水揚げされた日や漁船の名前などを確認できるQRコード付きのプレートを新たに取り付けるなど、再発防止を目指しています。
水揚げの後は、午後1時から初セリが行われ、主に京都府内に出荷されます。