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【大阪・関西万博】世界最大級の「火星の石」展示へ 万博の目玉になれるか 街では賛否様々な声

2024年9月17日 17:55
【大阪・関西万博】世界最大級の「火星の石」展示へ 万博の目玉になれるか 街では賛否様々な声

 大阪・関西万博の開幕まで7か月を切る中、16日に突如明らかになった“火星の石”の展示。発信力不足との指摘もある万博の呼び物になるかどうか。賛否様々な声があがっています。

 2025年の万博で民間パビリオンを出展する住友グループは17日、展示内容の一部を明らかにしました。

 ヒノキなど約1000本の木材を使って建設される「住友館」。

 中では、光を放つランタンを手に、森の中を歩いているかのような仕掛けが作られるほか、子ども向けの植林体験も行うということです。

 「住友EXPO2025」の中村邦晴 委員長
「自分の植えた木が育っていく様を見て、自然や環境問題などをもっともっと考えてくれる子どもたちが増えるんじゃないかなと」

 さらに、今回の万博の“目玉”になると注目を集めているのが…。

 斎藤健 経産相
「世界最大級の『火星の石』を展示する予定としています。生命の起源を示す学術的な価値も高く、万博のテーマである『いのち』に深くかかわる展示となります」

 2000年に日本の観測隊が南極の昭和基地近くで採取した「火星の隕石(いんせき)」です。数万年前に地球に到達したとみられ、大きさは世界最大級だということです。

 70代女性
「今度行きますわ、万博。(火星の)石を見に。(火星は)知らんところやさかいに、興味はありますよね」

 大学生
「火星の石と言われても、石?ってなるじゃないですか。言ったら、そこら辺に落ちてるやつじゃないですか」