◇プロ野球セ・リーグ DeNA4-1阪神（11日、横浜スタジアム）

2位のDeNAが3位の阪神に勝利し、本拠地横浜スタジアムで引き分けを挟み11連勝を飾りました。

先発は石田健大投手。初回に死球や暴投で先制点を許すという立ち上がりでしたが、その後は粘り強い投球。6回には阪神上位打線から3者連続空振り三振にするなど、ピンチを切り抜けました。

そして打線は4回、佐野恵太選手の14号ソロホームランで同点に追いつくと、7回には嶺井博希選手が5号2ランホームランを放って勝ち越しに成功。その後はリードを守り切り、4-1で勝利しました。

試合後ヒーローインタビューには、佐野選手、石田投手、嶺井選手の3人が登壇。嶺井選手は「本当にたくさんのファンの方々が暑い中声援を送ってくれている賜物だと思います」と本拠地11連勝を喜びました。

◇以下、ヒーローインタビュー

【嶺井博希選手】
――ホームランについて

「普通に打ったら当たりました。いい風が吹いてて良かったです」

――どんな思いで石田投手をリードしていたか？

「石田が前回(4日)カープ戦が中止になったんですけど、いいピッチングをしていた。その後『ああ今年は俺こんな年だな』とちょっと寂しそうな顔してたんで、今日はなんとか勝たせてやりたいという思いでした」

――球団記録に並ぶホームでの11連勝となりました。

「本当にたくさんのファンの方々が暑い中声援を送ってくれている賜物だと思います。ありがとうございます。まだまだ試合数は残っていますし、勢いをどんどんつけたいと思いますので、自分たちもファンの皆さんも、どんどんこれから盛り上がっていきましょう」

【石田健大投手】
――この3連戦の他の先発投手(今永昇太投手、浜口遥大投手)の好投は良い刺激になりましたか？

「いいライバルですし、いい仲間なので、負けられないという気持ちは常に持ってやっているので、まだまだ上を目指して頑張りたいと思います」

――ノーゲームとなった4日以来の登板。どんな思いでしたか？

「昨日、おとといと良い流れでチームが勝っていたので、その流れに僕自身も乗るだけだと思って全力で投げました」

――6回の三者連続三振について

「三振はたまたま取れていると思うので、しっかり自分の思ったボールを嶺井さんのミットに投げ切ることが僕の仕事なので、いい形でアウトを取れて良かったです」

――嶺井選手のホームランについて

「うれしい気持ちですけど、その前に佐野キャプテンが同点ホームランを打ってくれて僕にもいい流れを持ってきてくれた。嶺井さんのホームランと、佐野キャプテンのホームラン、そして野手の皆さんのおかげで今日は勝てたと思います。ありがとうございます。明日は出れないので、全力で応援します。これからも頑張ります」

【佐野恵太選手】
――同点ホームランの打席ではどんなことを考えていましたか？

「打てるボールが来たら思い切っていこうと決めていました」

――セ・リーグの首位打者となって、また今日も打率を上げました

「まだ試合数もかなり残っているので、一打席一打席ずつ、集中して打席に入ることを心掛けています」

――この3連勝はキャプテンとしてどんな意味を持つと思いますか？

「本当に良い雰囲気で試合に挑めていると思うので、今後も勢いを止めることなく戦っていきたいと思います」

――明日からいよいよ首位ヤクルトとの3連戦。

「今できることに集中をして、明日以降も戦っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」