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約1800億円詐取 MRI社長ら3人起訴

2015年7月9日 12:11
約1800億円詐取 MRI社長ら3人起訴

 アメリカの金融業者MRIインターナショナルの社長ら3人が、日本人の投資家から約1800億円をだまし取った罪で、アメリカ司法省から起訴された。

 詐欺などの罪で8日、起訴されたのはアメリカ・ラスベガスに拠点を置く金融業者・MRIインターナショナルの社長、エドウィン・フジナガ被告(68)とアジア担当の元副社長(66)、日本担当の元幹部(36)の3人。

 アメリカ司法省によるとフジナガ被告らは、少なくとも2009年から2013年にかけて、数千人の日本人の投資家から計15億ドル(約1800億円)をだまし取った罪に問われている。3人の身柄が拘束されているかどうかは明らかにされていない。だまし取った金の使い道について起訴状では、フジナガ被告らがギャンブルに使ったり、プライベートジェットでの私的な旅行に使ったりしたと指摘している。

 MRIインターナショナルをめぐっては、今年1月にアメリカ・ネバダ州の連邦地裁がMRIの収益は詐欺行為によるものだったと認定、日本円で690億円あまりの支払いを命じている。