×

貿易摩擦マイナス要素なくダウ126ドル高

2018年8月8日 7:23

7日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、米中貿易摩擦問題に関するマイナス要素がなかったことが安心感につながり、ダウ平均株価は126ドルあまり値を上げて取引を終えた。

7日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日比126ドル73セント高の2万5628ドル91セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も23.99ポイント上げて7883.66で取引を終えている。

この日はアジアやヨーロッパ市場が好調だったことを受け、取引開始直後から多くの銘柄で買い注文が広がった。中でも米中貿易摩擦の懸念から売りが続いていた建設大手「キャタピラー」や航空機「ボーイング」といった中国に依存している銘柄が反発した。

市場関係者は「貿易戦争が過熱するようなマイナス要素がこの日はなかったためだろう」と話している。