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各国首脳らがエリザベス女王死去を悼む バイデン氏「とても優雅で気品のある女性だった」

2022年9月9日 12:24

イギリスのエリザベス女王が死去したことを受け、アメリカのバイデン大統領ら各国の首脳がその死を悼みました。

バイデン大統領「女王はとても優雅で気品のある女性だった。アメリカの人々の思いは、悲しみに暮れるイギリスの人々と共にある」

また、バイデン大統領は声明で、「世界の人々が個人的なつながりを感じられる初めてのイギリスの君主だった」とその人柄を振り返りました。さらに、バイデン大統領はワシントン市内のイギリス大使館を弔問に訪れ、追悼のメッセージを寄せました。

また、ドイツのショルツ首相は「女王はドイツにおいても何百万人もの人々の模範だった」「第二次大戦後、ドイツとイギリスの和解に尽力したことは、今後も忘れ去られることはない」と功績をたたえています。

一方、ロシアのプーチン大統領は「女王は長年にわたり国民から愛され、尊敬され、さらに世界の舞台でも権威ある存在だった」と追悼し、ウクライナのゼレンスキー大統領は、「女王の死去を知り、深い悲しみに包まれている全ヨーロッパ、世界にとっても大きな損失だ」と述べました。

こうした中、ニューヨークで開かれた国連安全保障理事会の会合では、冒頭、理事国の代表ら全員が起立して、約1分間の黙とうをささげました。

国連のグテーレス事務総長は声明で、「国民への奉仕に生涯をささげた女王の揺るぎない献身に賛辞を送りたい。世界は女王の献身と指導力を忘れない」と述べ、女王の死を悼みました。

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