21日、マイクロソフトのグループチャット「Teams」で一時、通信障害が発生しましたが、現在はおおむね回復しているということです。障害の影響を受けて、仕事がほぼ何もできない状態だったという利用者は「社内から遮断された感じ」と話しました。

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コロナ禍で普及したリモートワーク。21日、その必需品とも言えるサービスの1つで不具合が発生しました。

記者
「パソコンの画面内にあるTeamsのアプリをクリックしてみると、このようにエラーが表示され、ログインすることができません」

障害が発生したのは、マイクロソフトが提供するグループチャット機能「Teams」です。21日午前10時ごろからメッセージやファイルの送信ができない不具合が発生しました。

この事態を受けて、SNSには「Teamsの通信障害で授業無くなった」、「面接の時間までに復旧するだろうか？」と投稿されていました。

障害の原因について、マイクロソフトは「内部のデータサービスの接続が切断したため」としています。

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21日は在宅勤務だったイベント関連会社の男性も、影響を受けたということです。

影響があった利用者
「遮断された感じになっていました、社内から。結局、午後頭くらいまでは何もできなかったっていう」

この男性は仕事に必要な情報をTeamsで管理していたため、仕事がほぼ何もできない状態だったといいます。

Teamsの利用者
「困ったけど、困ったっていうことを誰にも伝えられないっていう状況でした」

午後3時頃には使えるようになったといいますが――

Teamsの利用者
「いざ、復活してみると、『あ…でも仕事しないとな』って思ったので、もちろん問題はない方がいいのですけど。ちょっと復旧して、残念だったっていう心の内もあります」

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「ダウンディテクター」によると、障害は日本だけではなく、アメリカ・カナダ・ドイツ・オーストラリアなど世界各地で報告されています。

マイクロソフトによると、21日午後1時ごろから順次復旧し始めて、現在はおおむね回復しているということです。