２１日、鹿児島県で開催されている日本女子プロゴルフツアー２０２１年第３戦、Ｔポイント×ＥＮＥＯＳの最終日。後半の１５番１６番で連続バーディーを決めた小祝さくら選手が１０アンダーで今季３勝目を挙げました。試合後のインタビューでは「まさか勝てるとは思わなかった」と答えました。

２１日、鹿児島高牧カントリークラブで開催されている日本女子プロゴルフツアー２０２１年第３戦、Ｔポイント×ＥＮＥＯＳの最終日。小祝さくら選手（２２）は１５番パー４の第２打で２０ヤードの位置からピンそば１ｍによせます。このホールでバーディーを奪った小祝は９アンダーで単独首位に立ちます。するとぺソンウ選手（２７）が同じく１５番でバーディーパットを沈め－９とし、小祝選手に並びます。

その後、小祝選手は１６番でもバーディーを奪い、１０アンダーで優勝、今季３勝目を挙げました。

試合後、小祝選手は「周りのスコアが全然分からなかったので、自分が今何位なのか分からない状態でやっていた。まさか勝てるとは思ってなかったのでビックリ」と笑顔で答えました。

大会前、２０２０－２１年シーズンの賞金ランキング３位だった小祝選手は、今大会の優勝でランキング１位に浮上、賞金額も１億円を突破しました。これには「（２０２１年が始まって）まだ３試合目なので気が抜けない。追われる立場は大変だと思うので、しっかり練習を頑張らないといけない」と冷静に答えました。