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高橋由伸 劇的結末の巨人開幕戦を語る

2021年3月27日 2:35
高橋由伸 劇的結末の巨人開幕戦を語る

高橋由伸さん(newszero野球解説)が、巨人・亀井善行選手(38)の劇的な代打サヨナラホームランで決着した、26日のプロ野球開幕戦、巨人対DeNAについて語りました。

由伸さんは「接戦ではありましたが、巨人が負ける雰囲気はあまり感じませんでした」と話し、その理由について「追いつかれたとしても、逆転は許さず、そこで食い止めることができていたのが大きかった」とゲームを振り返りました。

また、今シーズンから適用された9回打ち切りの影響については、「逆算がしやすくなるので、今日に関しては、勝負所で代走を3人(増田大輝選手・吉川尚輝選手・重信慎之助選手)起用できたりしたのも、その影響があると思います。また、それを可能にする選手層の厚さが巨人にはありました」と語りました。

勝負を決めた代打・亀井善行選手(38)のサヨナラホームランについては「(亀井選手は)オープン戦では調子が今一つだという印象でしたが、開幕になるとスイッチが変わって、決めるところでしっかり決めたのが、さすがベテラン」と亀井選手をたたえました。

2度リードしながら追いつかれるゲーム展開に関しては「何度もリードを追いつかれて、反省するところもあるかと思いますが、こういうゲームで勝つことが大切です。負けて反省するよりも、勝って反省するほうがいいので」と語ります。

27日の開幕第2戦に登板する戸郷翔征投手(20)については「キャンプ、オープン戦では順調に調整ができているように見えました。初戦の緊張感があると思いますが、立ち上がりさえうまくできれば大丈夫だと思います。戸郷選手は、去年までは『期待』されている立場でしたが、今年は先発投手として『計算』できる選手になっていると思います。菅野選手に次ぐ2番手というローテーションにもそれが現れています」と期待を込めました。