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“「初」盛りだくさん” 29人が初出場のオールスターは初HR・初ヒット・初盗塁・初三振・初タイトルが続々

2022年7月28日 10:00
“「初」盛りだくさん” 29人が初出場のオールスターは初HR・初ヒット・初盗塁・初三振・初タイトルが続々
左側、MVPを獲得した清宮幸太郎選手。右側上から、敢闘賞の宗佑磨選手、3者連続空振り三振を奪った小野郁投手、敢闘賞の松川虎生選手。
監督・コーチ含めて29人が初出場となった今年のプロ野球・オールスター。初出場した選手たちが大活躍をみせた2試合となりました。

まずは野手陣。

第1戦で9回裏2アウトの場面で広島・森下暢仁投手から劇的なサヨナラホームランを放った日本ハム・清宮幸太郎選手。オールスターでの初ヒットが初HR、さらには初タイトルとなるMVPを獲得しました。

初出場で初ヒットを放った選手はセ・リーグで4選手、パ・リーグで4選手の合計8人。

DeNA・牧秀悟選手、ヤクルト・長岡秀樹選手、同じくヤクルト・塩見泰隆選手、巨人・ウォーカー選手、ロッテ・松川虎生選手、オリックス・宗佑磨選手、ソフトバンク・牧原大成選手と日本ハム・清宮幸太郎選手です。

第1戦で6回に初ヒットが同点タイムリーとなった宗選手は敢闘賞を受賞。

そして、今大会最年少・高卒ルーキー18歳の松川選手は第2戦でスタメンマスクをかぶります。打撃では初ヒットが同点タイムリーとなり敢闘賞を受賞しました。

また、初盗塁を決めたのは、ヤクルト・塩見泰隆選手とロッテ・髙部瑛斗選手、セパの切り込み隊長が足でみせました。

続いて投手陣。

27日の2戦目に先発したロッテ・佐々木朗希投手は、巨人のウォーカー選手に対してオールスターでの日本人最速タイとなる162キロを計測。1イニングを投げ1失点、三振は奪えませんでしたが、松山のファンをわかせました。

一方、オールスター初出場で初三振をマークしたのはセ・リーグ3選手、パ・リーグで6選手の合計9人。

第1戦で圧巻の投球を見せたのは、ロッテ・小野郁投手。

先頭の阪神・中野拓夢選手に10球粘られるも最後はスライダーで空振り三振、続くヤクルト・塩見泰隆選手を157キロのストレートで空振り三振、阪神・近本光司選手はスライダーで空振り三振に取り、三者連続空振り三振としました。

また、小野投手は第2戦でも巨人のウォーカー選手を153キロのストレートで空振り三振に取っています。

その他、初出場で初の三振を奪った選手がこちら。

■伊勢大夢投手(DeNA)
楽天・浅村栄斗選手からフォークボールで空振り三振

■伊藤将司投手(阪神)
ロッテ・松川虎生選手からチェンジアップで空振り三振

■R.マルティネス投手(中日)
日本ハム・清宮幸太郎選手をスプリットで空振り三振

■モイネロ投手(ソフトバンク)
巨人・小林誠司選手からカーブで見逃し三振

■伊藤大海投手(日本ハム)
阪神・佐藤輝明選手から150キロのストレートで見逃し三振

■本田圭佑投手(西武)
阪神・佐藤輝明選手からチェンジアップで空振り三振

■水上由伸投手(西武)
阪神・佐藤輝明選手からシュートで空振り三振

フレッシュな顔ぶれとなった今年のオールスター。MVPを獲得した清宮幸太郎選手をはじめ、オールスターをきっかけに後半戦での活躍にも期待がかかります。

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