水原容疑者が不正送金したカネ「元締め」がカジノで使用 現地メディア
ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者が、大谷選手の口座から不正に送金したカネは「元締め」の人物が、カジノで使っていたと現地メディアが報じました。
スポーツ専門メディアESPNは先月30日、水原一平容疑者が違法賭博の負けの穴埋めで、大谷選手の口座から不正に送金したカネについて、「元締め」とされる賭博業者のマシュー・ボウヤー氏がラスベガスなどのカジノに持つ口座に移され、賭博に使われていたと報じました。
ボウヤー氏は妻や仲間とともに、月に2、3回、カジノを訪れ、毎回25万ドルから100万ドル、日本円でおよそ4000万円から1億5800万円を持ち込んでいたということです。また、ラスベガスでボウヤー氏は高額を賭け、数百万ドルを失うことも恐れないギャンブラーとして知られていたということです。
水原容疑者は、大谷選手の口座から1600万ドル、およそ25億円を不正に送金したとして、アメリカの司法当局に先月、訴追されています。