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新体操団体・杉本早裕吏「メダル獲得を」

2021年7月3日 23:36
新体操団体・杉本早裕吏「メダル獲得を」

3日、新体操日本代表・フェアリージャパンPOLA団体の東京五輪内定者の5名がリモートで会見を行いました。

内定者は、主将の杉本早裕吏選手、横田葵子選手、熨斗谷さくら選手、竹中七海選手、鈴木歩佳選手の5名。リオ五輪で代表内定を逃した鈴木選手は「率直にうれしい、感謝の気持ちでいっぱいです。リオ五輪のとき出場できなかった悔しさがあったから今回代表に選ばれて本当にうれしい気持ちでいっぱい。」と初の五輪代表内定への気持ちを語りました。

2大会連続で団体の主将を務める杉本選手は「このような状況の中でオリンピック開催を反対している方々のほうが多いと思うんですけど、それでも私たちの演技を見て『感動した』『開催してよかった』と言っていただけるように、私たちの演技で元気や笑顔を与えられるようにしたいと思います。

まだ最終的に誰がフロアの上で踊っているかは最後の最後まで分からないので、自分自身もですけど、ケガをしないように、コロナにかからないように本当に気をつけて行動したいと思っています。誰が(最終的に)選ばれても『オリンピックでメダルを獲得する』という目標をチームで掲げているので、しっかり選ばれた人が責任を持って踊り切りたいと思っています。」と決意を語りました。

フェアリージャパンPOLA団体は、東京五輪予選を兼ねた19年世界選手権で、団体総合で44年ぶりの銀メダルを獲得。開催国枠を使用せず自力で五輪への切符を獲得しました。

東京五輪では新体操・団体総合は最終日の8月8日に決勝があり、選手たちは日本新体操界悲願のメダル獲得を目指します。

     ◇

*新体操団体の東京五輪内定者は以下の通り。

【団体選手】
内定・杉本早裕吏選手(愛知県出身)
内定・横田葵子選手(東京都出身)
内定・熨斗谷さくら選手(東京都出身)
内定・竹中七海選手(愛知県出身)
内定・鈴木歩佳選手(岐阜県出身)
国内補欠・松原梨恵選手(岐阜県出身)
国内補欠・稲木李菜子選手(熊本県出身)

【個人選手】
内定・喜田純鈴選手(香川県出身)
内定・大岩千未来選手(千葉県出身)
国内補欠・皆川夏穂選手(千葉県出身)