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バイデン氏「率直なやりとりを」 米中会談

2021年11月16日 10:28

アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席がさきほどから、初のオンラインでの首脳会談に臨んでいます。

両首脳はこれまで2度、電話会談を行っていますが、顔を合わせての本格会談はこれが初めてです。

会談冒頭にカメラが入り、映像はまだ配信されていませんが、ロイター通信によりますと、バイデン大統領は習主席に「次回は対面で会談できることを願っている」「率直なやりとりをしたい」などと呼びかけました。また「米中の指導者としての責任は、紛争に陥らない関係を明確にすることだ」とも述べたということです。

一方、習主席は要人との会談に使う人民大会堂に外交トップや経済閣僚らを集め、会談に臨んでいます。

この会談の直前、バイデン大統領は、ホワイトハウスで政権の看板政策「インフラ投資法案」の署名式を開き、中国との競争の準備は整った、とアピールしました。

バイデン大統領「アメリカは競争力を失い、中国など世界各国に追いつかれるリスクがある」「『今日がアメリカが21世紀の競争に勝ち始めた瞬間だった』と(50年後には)振り返ることになると信じている」

ホワイトハウスの報道官は会談は「数時間に及ぶ」との見通しを示しています。