◇カーリング　北京五輪世界最終予選（現地１５日、オランダ）　女子１次リーグ　日本９－２エストニア

全９チームが残り３枠の五輪出場権を争う世界最終予選。１次リーグ暫定首位の女子日本代表（ロコ・ソラーレ）はエストニアに快勝。北京五輪出場へ王手をかけました。

日本は第２エンド、スキップの藤澤五月選手が最後の一投をハウス内に寄せ、一気に３点を奪うビッグエンドとします。

さらに第５エンドでは、相手のラストショットが乱れ、日本のストーンがナンバー１とナンバー２となり、不利とされる先攻で２点をスチールしました。

その後、第７エンドで再び３点を奪うと、ここでエストニアがコンシード（負けを認め相手に握手を求める行為）。９－２で勝利したロコ・ソラーレは通算６勝１敗とし、暫定首位をキープ。次のトルコ戦で勝利すれば、無条件で北京五輪出場権が与えられ、１次リーグ１位が決定します。

リードの吉田夕梨花選手は次戦へ向け「私たちがやるべきことは目の前の試合、目の前の一投一投でいいパフォーマンスをして、ショットを決めていくだけ」と、コメントしています。


写真：アフロ
※写真は左から吉田夕梨花選手、鈴木夕湖選手、藤澤五月選手