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中国 3隻目の空母「福建」初の試験航行へ 空母運用“常時可能”な体制に

2024年5月1日 10:47
中国 3隻目の空母「福建」初の試験航行へ 空母運用“常時可能”な体制に

中国軍は、3隻目の空母となる「福建」が初の試験航行を行うと発表しました。実戦配備に向け、準備が進んでいることを誇示する狙いがあるとみられます。

中国軍は1日午前、中国で3隻目となる空母「福建」が、初めての試験航海を行うと発表しました。試験航海では、「福建」の動力や電力といったシステムの安定性などを検証するということです。

「福建」は中国の空母で初めて艦載機を加速して飛ばすことができる電磁式のカタパルトが装備されています。また、「福建」の配備により、空母3隻でローテーションを組み常時運用が可能な体制となり、周辺国への圧力が強まることになります。

現場では警察が空母を撮影する取材班を制止しなかったほか、国営メディアも大々的に報じていて、中国としては海軍力増強を内外に誇示する狙いがありそうです。