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宮野真守、歌にダンスに“漫才”まで披露  約3年ぶりライブツアーを完走

2022年12月26日 22:05
宮野真守、歌にダンスに“漫才”まで披露  約3年ぶりライブツアーを完走
宮野真守さん 撮影:山内洋枝(PROGRESS-M)、青木早霞(PROGRESS-M)
声優や俳優、そして歌手としても活躍する宮野真守さん(39)が、自身約3年ぶりとなるライブツアー『MAMORU MIYANO ARENA LIVE TOUR 2022 〜ENTERTAINING!〜』の最終公演を、クリスマスの日となる25日に愛知県・名古屋で開催しました。

最新アルバム『THE ENTERTAINMENT』をひっさげて、3都市全6公演に渡り開催された今回のライブツアー。ビビッドな色合いが映えるスーツを身にまとった宮野さんがステージに登場すると、アルバムのリード曲『THE ENTERTAINMENT』で華やかにライブが始まり、『光射す方へ』、『Butterfly』、『ZERO to INFINITY』、『LAST DANCE』など力強いメッセージと大人な雰囲気を感じさせる楽曲を披露しました。

その後は、宮野さんと共にステージでパフォーマンスを繰り広げるバンドやダンサーから成る“チームマモ”の紹介パートへ。宮野さん自らがカメラを手に取り撮影したメンバーの姿がモニターへ映し出されました。

12月25日に開催された今回のライブでは、クリスマスならではの一幕も。バラードコーナーでは「ファンのみなさまへのクリスマスプレゼントを届けたいと思います」という宮野さんのかけ声と共に、愛知会場限定となるクリスマスナンバー『Xmas to you』を披露しました。

また、これまでミュージカルやコントなど、多彩なジャンルに宮野さん自らが挑戦してきた幕間映像では、今回“漫才”が披露されました。お笑い番組の様な演出と共に、宮野さんとこれまでの幕間映像にも出演している俳優・髙木俊さんによる漫才がスタート。幕間でも宮野さんの高いエンターテインメント性が輝きました。

その後、スパンコールがちりばめられたブルゾン姿に着替えた宮野さんがステージに登場しダンサーとの息の合ったパフォーマンスを披露。さらに『Dream on』『Beautiful Night』『Question』『HELLO!』といったメドレーセクションで会場を盛り上げました。

そして、ファンとのコールアンドレスポンスが楽しみな楽曲『EXCITING!』では、感染症対策の一環で無発声となっているため、ライブ恒例の振付を通してファンとの一体感が生まれるステージとなりました。

本編最後の曲を前に、宮野さんは「今回、コロナ禍でのツアーになって、みんなとどういう時間を過ごせるかなと。僕も心配なことがたくさんあって、どういうライブが作れるかなと思って向かっていって。世界中で試行錯誤しながらエンタメをみんなやっている中だけど、宮野としては久しぶりのツアーになるから怖さもあったし、みんなもどういう思いか気になるところではあって」と、時折声を震わせながらもツアーにかけるこれまでの気持ちを吐露しました。

続けて「でも、やると決めたからには、遊びに来てくれる人たちに最高のパフォーマンスを見てもらおうと思って『ENTERTAINING!』というタイトルにして、今日ツアーファイナルを迎えて一番思ったことは“みんなの声が聴きたい”ということ」と話すと会場からは大きな拍手が。さらに「それと同時に自分ができることはエンタメを続けること。続けていれば、きっとみんなの声が聞ける機会が絶対に巡ってくると思っているから。ずっとずっと僕は楽しいものを作り続けるので、また来てね!」とファンに笑顔で呼びかけました。

そして本編最後に、お客さんにいつか歌ってもらいたいということを想像して作られた合唱曲『TEAM』を披露。終盤では演奏を止め、バンドメンバー、ダンサー、そしてバックステージにいるライブスタッフが会場にいるファンに代わりコーラスを届け、ライブ本編が締めくくられました。

本編終了後、感謝を口にしながらステージを後にするも、ツアーファイナルの名残を惜しむファンの手拍子に導かれ、三度ステージに戻った宮野さん。「みんなが呼んでくれたから、こうして戻ってくることができました! ありがとうございます!」とファンへの感謝を語り、アンコール曲となる楽曲『アンコール』を披露。3都市全6公演、3年ぶりのアリーナライブツアーは大盛況のなか幕を閉じました。