声優の宮野真守さん、森川智之さん、井上和彦さんが23日、映画『ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密』の舞台挨拶に登場し、吹き替えの裏話を明かしました。

映画は、ハリー・ポッター魔法ワールドシリーズの最新作。公開10日間で興行収入21億円を突破しました。

舞台挨拶で宮野さんは、映画の主人公『ニュート』を演じた俳優のエディ・レッドメインさんと13日イベントで再会したときのことにふれ、熱いハグを交わしたことに「本当にマブダチかな？ って思いました」と回顧。

さらに「ジェシカ(共に来日した『ユーラリー』を演じるジェシカ・ウィリアムズさん)は、はじめましてだったんですけど、ジェシカと俺のあいだをエディが取り持つっていう。ジェシカに『彼は素晴らしい役者でシンガーなんだよ』という感じで紹介してくれたんですが、僕がシンガーやってることも知ってるの？ みたいな。どきどきが隠せなかったんですけど、マブダチになりました」と笑顔で報告しました。

また、映画の吹き替えで取り組んだ “秘策” を聞かれると、宮野さんは “ゆらゆら” と回答。主人公・ニュートが魔法動物の動きをまねるシーンについて、当初音楽にあわせてセリフや息づかいを吹き込む予定だったそうですが「きっとエディはそれを聞きながら演じてないし。むしろエディの動きにシンクロして息づかいを入れた方が、実際の疲労感とかものるんじゃないかと思って、一人だったんですけどマイクの前でゆらゆら動いてました」とプロならではの技を明かしました。