霊感商法などが社会問題化した、いわゆる統一教会について、自民党の茂木幹事長は党として組織的な関係がないと改めて強調しました。

茂木幹事長「関係部門に改めて確認するよう、党として指示を出しまして、その結果、これまで一切の関係を持っていない。このような確認でありました」

一方、立憲民主党の泉代表は「自民党の多くの議員にとって支援団体の1つだ」と批判しました。

立憲民主党・泉代表「（自民党の）国会議員なり陣営の多くが、支援を明確に受けていたわけでありまして、いわゆる旧統一教会系が自民党の支援団体だったかと言われれば、私はそうだというこ とが多くの国民の認識、答えだと思います」

泉代表は今後、名称変更の経緯なども含め国会で追及していく考えを示しました。

一方、日本維新の会の藤田幹事長は調査した結果、馬場共同代表ら13人の議員が、いわゆる統一教会の関連団体のイベントに出席するなど関わりがあったと明らかにしました。その上で、「組織的な支援や寄付を受けている事実は一切ない」と強調しました。

馬場共同代表は、関連団体のイベントに出席した経緯について「近所の人から誘われて十分な調査をせずに行ってしまった。私の脇の甘さだと思う」と述べました。