林家三平18kg減量に円楽「芸も鍛えろ」
落語家・林家三平さん(51)が26日、レギュラー出演してきた演芸番組『笑点』から旅立ち、新たなスタート。この日、東京・新宿区で開催されたライザップボディメイクグランプリ2021に参加し、18kg減量した引き締まった体を披露しました。
「私、林家三平は太っていた、ふくよかだった時期があった。なんと74.4kgあったんですけども、それからマイナス18.6kgで、55.8kgになりました」と笑顔で語りました。
三平さんは仕事や育児で忙しい日々を送るなか、体形や健康を気にする時間がなくなり、気がつけば肥満体形に。危機感を抱いて自己流のダイエットに挑戦してきましたが、体を痛めたり夜中のラーメンがやめられなかったりと挫折を繰り返していたといいます。
現在51歳、引き締まった体になることで、再び自信を持ち、前向きな気持ちになりたい。健康的な体を取り戻し、子供に誇れるようなカッコイイお父さんになりたいという気持ちが強くなり、今年8月からボディーメイクに挑戦。およそ4か月間かけ、体重を18.6kg減量することができたということです。
今月19日放送の笑点で、5年7か月にわたり出演した番組を離れることを発表した三平さん。「体を鍛え、心を鍛え、芸の幅を広げて…」と挨拶していたこともあり、ツイッターなどSNSでは「激ヤセ」、「やせて心配」「病気なの?」などと健康面を心配する声があがっていました。
三平さんは「一説によると病気説とかインターネットで流れましてね、決してそのようなことはありません。元気いっぱいです。このようにトレーニングを重ねたということはわかっていただけたらありがたいと思います。胸筋がすごく硬いんですよ。体、硬いんだけど、芸は柔らかくないんですよね(笑)」。
トレーニングを通じて“健康でいることの大切さ”を改めて感じたという三平さん。笑点メンバーの三遊亭円楽さん(71)からは『おい三平、随分やせたな』。筋トレで鍛えたことを話すと『いいなお前は、芸も鍛えろ』って言われました(笑)
今後の意気込みは“なぞかけ”で披露。「トレーニングとかけまして、大喜利の高座とといた。そのこころは、板について鍛えます。これがなんで(笑点で)出ないんだろう。出ればよかったね。でも修業してきます(笑)」。
具体的な目標については、父(初代林家三平さん)が言っていた「明るく、楽しく、元気よく」という林家らしい落語・芸・パフォーマンス含めて、どんどん進化させていくことが大切だと決意を語っていました。