林家三平が決意『笑点』を離れ、武者修行へ
落語家の林家三平さん(51)がレギュラー出演する演芸番組『笑点』を離れ、旅立つことを19日、番組の最後に発表しました。三平さんは「この5年半、本当にたくさんの方にお世話になりました。ありがとうございます。体を鍛え、心を鍛え、芸の幅を広げて、いろんな経験をして戻ってまいります」と力を込めて挨拶。
様々な意見があることは承知の上、このまま笑点への出演を続けるよりは、思い切って自ら退路を断ち、改めて“より面白い落語家”になるべく修業し直す決意をしたということです。
2016年5月、『笑点』放送50周年を機に、桂歌丸さんから司会の襷(たすき)を春風亭昇太さんが受け継ぎました。このとき、昇太さんの加入以来10年ぶりの新メンバーに抜てきされたのが、落語家の林家三平さんでした。当時45歳の三平さんは「皆様の応援があってだと思っておりますので、今度はこの気持ちを答えに返せるように精進してまいります」と最年少メンバーとしての抱負を語っていました。あれから5年7か月・・・
12月18日、都内のスタジオで今年最後となる『笑点』の収録が行われました。収録後のインタビューで三平さんは「1回も座布団10枚を獲得していません」と笑いのスキルが足りないことなどを理由に挙げ、自ら番組を離れることを決意。来週26日放送の笑点大喜利をもって武者修行のため旅立ち、より面白い落語家を目指すことを誓いました。
■笑いのスキルが足りないから修業し直して…
私、二代 林家三平、今年いっぱいでもって『笑点』を離れます。そのことを決心しました。やはりこの5年半、1回も座布団10枚を獲得していません。それは何かと言うとやっぱり、笑いのスキルが足りないからです。修業し直して、改めて、改めて座布団10枚挑戦したいと思います。そのために、修業してまいります。ありがとうございました。