笑点メンバー演技に挑戦、立川談志のドラマ
落語家・立川談志さんの素顔や演芸番組『笑点』の誕生秘話などを描いたドラマ「笑点をつくった男 立川談志」(2022年新春BS日テレ)に現役の笑点メンバーが出演。俳優として演技に挑戦する姿が公開されました。
プロデューサー役の春風亭昇太さん(62)は22日の会見で「好楽師匠と小遊三師匠だとドラマ性がないので物語がつくれない。談志師匠だろうなと納得しました」と笑いを交えPR。
主人公・立川談志さん役の駿河太郎さん(43)は「談志師匠って実はこういう人やったんかなと思ってもらえるあったかい話」。談志さんの妻・則子さん役の篠田麻里子さん(35)は「私たちがイメージする談志さんの知らない部分がすごく見えて」と見所を語りました。
ドラマは「笑点」の初代司会者・立川談志さんの素顔や「笑点」誕生秘話などを描いた作品。昇太さんの他にも笑点メンバーが演技に挑戦します。
三遊亭小遊三さん(74)は「素人のど自慢」出場者の役。白いスーツに身を包むと小遊三さんは「こんないい格好したことない」と笑顔。
三遊亭好楽さん(75)は理髪店の店主役。ヒゲをそられる昇太さんは「好楽師匠がヒゲを剃(そ)ってくれるんですけど、正直言って心配です」。好楽さんは「もうちょっと(演技を)やりたいのよ。俺がちょうど演技が乗ってきたなってときに『はい、お疲れさまでした』って。だから芝居に向いてないね」。
プロデューサー役の昇太さんは走るシーンが多くて大変だったと振り返り、「(撮影の)あとで自分が走ってるシーンを見たら、すごい遅いんですよ。年取ったなと思いました(笑)」と会場を沸かせていました。