野村周平、ドリフトシーン“100点満点”
俳優の野村周平さん(28)が主演を務める映画『ALIVEHOON アライブフーン』の製作発表イベントが14日、千葉県・幕張メッセで行われ、豪華出演者が登場しました。
映画は、野村さん演じる驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一が解散の危機にひんするドリフトチームからスカウトを受け、ドリフトの頂点を目指す物語です。
ヒロインの『武藤夏実』を吉川愛さん、夏実の父で紘一にプロレーサーとして指導する『武藤亮介』を陣内孝則さん、紘一と対立するプロドライバーの『小林総一郎』を青柳翔さん、同じくライバルの『柴咲快』を福山翔大さんが演じます。
世界のトップレーサーたちの実走出演でCGゼロのカースタントによる迫力のある映像となった作品には“ドリキン”(ドリフト・キング)として名をはせる、元レーシングドライバーの土屋圭市さんが監修および友情出演をしています。
■主演・野村周平 ドリフトのシーンも手を抜かず「納得のいく画が撮れた」
“ゲームもリアルもトップを目指す”という難しい役所について聞かれた野村さんは「ドリフト自体は好きですが、e−sportsでドライブするのはやったことがなかったので、その役作りは難しかったです」と明かしました。
さらに、撮影中ドリフトにトライした話についてふられると「土屋さんが来てくださってドリフトの練習をしていた際に、土屋さんの車で練習をさせてもらったんです。それも貴重な体験だったんですが、その車で福山君も練習していてぶつけてしまって、、、、」と撮影現場でのアクシデントを暴露「僕のターンじゃないんで」と福山さんを焦らせる場面も。
続けて野村さんは「僕自身車が好きで、うそをつきたくなかったので、真剣にやらせて頂きますと。ドリフトのシーンも手を抜かずに挑んだので、僕自身も納得のいく画が撮れたと思うので、100点満点かなと思います」と話しました。
■陣内孝則「例えが古くてすみません、昭和なので」
そして、陣内さんも役柄について聞かれると「私は娘(夏実)が連れてきた紘一に対して『ゲーマーが?』って小バカにするんですが、紘一の走りを見てこれは救世主になってくれるんじゃないかと思って指導する役柄なんです。例えていうと『巨人の星』の星一徹みたいな役です。例えが古くてすみません、昭和なので(笑)」と会場を和ませました。
一方で「作品を見て正直びっくりしました『フォードvsフェラーリ』や『ラッシュ』などの、日本映画ではありえないぐらいの金額を投じて撮影している映画を見た後だったので、日本映画でレースものってどうなんだろうと思っていたら、この作品の方がすごい!緊張感、臨場感、スリル、スピードと、ドリフトという競技を鮮やかにリアルに切り取っていて。下山天監督半端ないなと。もちろん素晴らしいドライバーさん達が運転してくれていることもあるとは思いますが、土屋さんのグローバルな感覚が、世界基準へ導いている。世界へ出してもおかしくない作品だと思います」と監督と監修を務めた土屋さんのコンビを絶賛しました。
最後に野村さんは公開に向けて「車、ドリフトが好きで、バイクとかも好きで、そんな僕が納得できる、車が主役と言っても過言ではない、素晴らしいド迫力の映画が出来たと思います。本当にうそが1つもない映画が出来たと思っていますので、ぜひ劇場で見て下さい」と語りました。
画像:映画『ALIVEHOON アライブフーン』制作発表イベントに登場した野村周平さん、吉川愛さん、陣内孝則さん、青柳翔さん、福山翔大さん、土屋圭市さん、下山天監督