歌舞伎俳優の中村児太郎さん（28）が、2度目の開催となる市川海老蔵企画公演『いぶき、』（1月21日初日）に出演することになり、公演に臨む心境を語りました。

市川海老蔵さんが“若手の勉強のために”と企画された公演『いぶき、』。去年6月に京都・南座で上演され、今回東京・新橋演舞場で上演されることになりました。

2度目の公演に臨む児太郎さんは「改めてチャレンジですし、みんな責任、プレッシャーを感じながらこういう機会は、今与えていただける状況ではないですし、本当にそれには感謝して皆様がチャンスをくださったので、それにきっちり応えられるようにできたらいいなと思っております」と心境を明かしました。

そして企画公演の実施について「一度一度の公演の重みだったりとか怖さというのをより感じるようになりましたし、チラシの上の方に名前が出てくる本公演（のチラシ）でない状況で、大きいお役はさせていただいていますけど、こういうふうに名前が出てくることがないので責任という大きさに改めて痛感する」と語りました。

今回の公演について海老蔵さんからは「“頑張って”」と一言、声をかけられたと言います。

公演への意気込みを聞くと「京都の南座は素晴らしい劇場ですけども、キャパシティーの問題で、新橋演舞場の方が大きいということで、そこを3日間5公演ですけども任せていただけるという、うれしさ反面、さらにきっと色んな事を感じるんだろうなっていうのが今が楽しみであり怖さもありますね」と話しました。

また今年の目標について「12か月を振り返った時、あそこでああいうことさせていただいた、こうなったからこうしてこういうふうにできたな、となるように1年よかったなと思えるように、そんな年にできたらなと思ってます」と語りました。