カルチャーデビューから2作連続ノミネート 作家・安堂ホセ 『迷彩色の男』【芥川賞候補作】ポスト送るシェアブックマークURLをコピー2024年1月17日 6:35安堂ホセさん (C)平松市聖第170回芥川賞・直木賞が17日に発表されます。その発表を前に、純文学の中・短編作品のなかから、最も優秀な作品に贈られる芥川龍之介賞の候補作の1つ、安堂ホセさん(29)の『迷彩色の男』を紹介します。作品は、都内で暴行された男性が発見され、事件の背後に浮かびあがる男を描く物語です。安堂さんは、2022年に『ジャクソンひとり』で第59回文藝賞を受賞しデビューしました。同名作品が、第168回芥川賞の候補作にも選ばれていて、今回が2度目のノミネートとなりました。関連ニュース三木三奈 ピアノ講師が厄介な出来事に巻き込まれる『アイスネルワイゼン』【芥川賞候補作】2021年にデビューした作家・九段理江 建築家の主人公を描く『東京都同情塔』【芥川賞候補作】小砂川チト 引きこもりの主人公と言葉を学習した類人猿の交流を描く『猿の戴冠式』【芥川賞候補作】【発表】芥川賞候補作に5作品 安堂ホセ、九段理江らがノミネート【発表】直木賞候補作に6作品 加藤シゲアキ、万城目学らがノミネート