カルチャー三木三奈 ピアノ講師が厄介な出来事に巻き込まれる『アイスネルワイゼン』【芥川賞候補作】2024年1月17日 6:55三木三奈さん第170回芥川賞・直木賞が17日に発表されます。その発表を前に、純文学の中・短編作品のなかから、最も優秀な作品に贈られる芥川龍之介賞の候補作の1つ、三木三奈さん(33)の『アイスネルワイゼン』を紹介します。作品は、ピアノ講師の女性が伴奏のアルバイトを友人から頼まれ、それをきっかけに、厄介な出来事が次々とまき起こる物語です。三木さんは、2020年『アキちゃん』で第125回文學界新人賞を受賞し、デビューしました。同作品は、第163回芥川賞の候補作にも選ばれていて、2度目のノミネートとなります。関連ニュース小砂川チト 引きこもりの主人公と言葉を学習した類人猿の交流を描く『猿の戴冠式』【芥川賞候補作】2021年にデビューした作家・九段理江 建築家の主人公を描く『東京都同情塔』【芥川賞候補作】トランスジェンダーの高校生が生き方に葛藤する姿を描く 川野芽生『Blue』【芥川賞候補作】NEWS・加藤シゲアキ 戦争や家族がテーマ『なれのはて』 2度目のノミネート【直木賞候補作】明治後期の北海道が舞台 “最強の熊”に挑む男の姿を描く 河﨑秋子『ともぐい』【直木賞候補作】