第170回
芥川賞・直木賞が17日に発表されます。その発表を前に、純文学の中・短編作品のなかから、最も優秀な作品に贈られる芥川龍之介賞の候補作の1つ、
三木三奈さん(33)の『
アイスネルワイゼン』を紹介します。
作品は、ピアノ講師の女性が伴奏のアルバイトを友人から頼まれ、それをきっかけに、厄介な出来事が次々とまき起こる物語です。
三木さんは、2020年『アキちゃん』で第125回文學界新人賞を受賞し、デビューしました。同作品は、第163回芥川賞の候補作にも選ばれていて、2度目のノミネートとなります。