WEST.“全員”主演の映画タイトル決定 藤井流星「どこがアドリブなのかよく分からない」

タイトルは『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』(5月2日全国公開)。表では解決できない問題を秘密裏に処理をする会社員、通称『裏社員』が、複合商業施設建設のために、さびれた商店街を取り壊すというミッションを受けて潜入することから始まるアクションコメディーです。
ミッションのために商店街に潜入する『阿川建設』の裏社員を濵田崇裕さん(36)と神山智洋さん(31)、桐山照史さん(35)が演じ、3人のライバル会社『川端建設』で働く裏社員を中間淳太さん(37)と藤井流星さん(31)が演じます。また、さびれた商店街の住人を重岡大毅さん(32)と小瀧望さん(28)が演じます。
さらに、映画主題歌はWEST.の『ウェッサイソウル!』。ロックバンド・ウルフルズのトータス松本さんが作詞作曲しました。
■重岡大毅さんコメント
僕が演じた陽一郎は、少年漫画の主人公みたいな男です。エネルギーがあって真っすぐで。WEST.の重岡をもっと誇張したような感じなのかな。今回はアクションにも挑戦しました。普段からトレーニングをしていて体を動かしていますが、これが凄く難しかったですね。組み合う相手やカメラマンさんとも息を合わせて緻密にスピーディに入り乱れて…OKが出た瞬間「うおーっ」て叫びました(笑)。
■桐山照史さんコメント
周りに左右されずに自分をしっかり持っている、一見クールで一匹狼のような人物、宴を演じました。過去の出来事が原因で人を信じなくなった宴が、あるミッションでチームを組まされて、仲間がいるって楽しいことなんだっていうのを徐々に思い出していくんです。漫才っぽい掛け合いも多くコミカルでテンポもいい。どの役に感情移入してもいろんな見方ができる、角度がある映画だと思います。
■中間淳太さんコメント
ジンは仁義に厚い真っすぐなヤツ。監督からも「冗談なのか本気なのか分からんくらいに常に真っすぐでいて欲しい」と言われ、撮影に臨みました。ちょっと僕と似ているかも。ただ、ガラが悪い。そこは僕と違います(笑)。出演者の中で多分最弱の僕がめちゃくちゃ喧嘩が強い役で。コメディだし、ぶっ飛んだところもあるので、最初は「なんやこいつら」って思うかもしれませんが、皆それぞれ過去があり何かを抱えて生きている。グッとくるところもあって、観終わった後に大切な人に会いたくなるんじゃないかなと思います。
■神山智洋さんコメント
僕が演じたのは「自分に嘘をつくのは自分が可哀想だ」という考えを持つ宝田という男。思ったことは何でも言っちゃうので僕とは結構真逆だと思います。最初から最後まで宝田だけ変化がなくて、逆に周りを変化させていく。相手をハッとさせるようなことを言うので、思ったことをポンポンと口に出すようなセリフの言い方を意識しました。
■藤井流星さんコメント
ジンといつも一緒にいるチャラを演じています。過去にジンから助けてもらって以来ずっとジンを崇拝していて、基本的にアホで明るい愛すべきキャラクター。映画ではアドリブもあるのですが、よく知ったWEST.のメンバーなので、ぶっちゃけどこがアドリブなのかよく分からないくらい自然に撮影ができました。一方で18年一緒にやってきたメンバーが、知らない別のキャラクターになって役柄を演じているのは不思議な感覚でしたね。
■濵田崇裕さんコメント
詳敷は、自分の話はしないし全ての物事を客観的に話す人で、シャイなんだけどちょっとクレイジーで謎が多い。監督が「濵ちゃんのクレイジーで面白いところをなんとか役に落とし込みたい」とおっしゃっていて、自分と役を混ぜていく作業が難しかったんですが、僕の演技をみて笑ってくださったので、それが自信になりましたね。
■小瀧望さんコメント
僕の演じるマコトは、陽一郎と過去にいろいろあって、一見何を考えているのか分からないちょっと複雑な感じの人物なんです。ただきっと根はいいヤツで楽しいことが好きなんじゃないかな、という一面が少し垣間見られるような役を演じさせていただきました。茫洋としたマコトがみんなと関わりを持つことで次第に変わっていく様を見て頂けたらと思います。