原田美枝子「まさか泣くと思わなかったです」 サン・セバスティアン国際映画祭の上映後に涙
映画祭最大級のキャパシティーである1800席を、多くの観客が埋めるなか行われた公式上映。本編終了前のエンドロールに入ると、大勢の観客から拍手とスタンディングオベーションが起こりました。『百花』のイメージカラーでもある黄色の着物に身を包んだ原田さんは、鳴りやまない観客からの拍手に感極まり、涙を流す場面もありました。
■原田美枝子、公式上映で感激「まさか泣くと思わなかったです」
上映後、原田さんは「まさか泣くと思わなかったです(笑)。皆さんがちゃんと受け止めてくれた気がして、本当にうれしかったです。映画をきちんと見てくれる人たちがいるっていうことが分かり、楽しく過ごせた映画祭でした」とコメント。
そして川村監督も、この日集まった大勢の観客について「遅い時間からの上映にもかかわらず、これだけの満員上映で、こんなに大勢の方に見送りまでしていただいて、感動しました。観客の表情から、映画が伝わったことがすごく分かりました。サン・セバスティアンという町には、映画を愛している方々がたくさんいて、映画人であるということだけで温かく迎えてくれ、すごくうれしかったです」と喜びを語っています。