菅田将暉、宮沢賢治役に「身が引き締まる思い」 直木賞受賞作品が映画化
役所さんが演じるのは、子育てに熱心で子供に甘い、宮沢賢治の父・政次郎です。役所さんは「この人物を作り上げる為に『花巻弁』を聞き取れるギリギリまで攻めてゆけば強力な武器になると信じ頑張りました」とコメントしました。
宮沢賢治を演じる菅田さんは「クランクイン前に、岩手県花巻市に行きました。町の至るところに、宮沢賢治さんの言葉や生きた証が残っていて、その残り香を感じることができました。ひとりの生き様が約100年後の今なおこれほど土地に影響を与えている。そして、その言葉や思想、物語は海を渡り世界中に伝わっている。改めてそんな事を思うと、あまりにも大役で身が引き締まる思いでした」と思いを明かしました。
賢治の妹で、賢くしっかり者のトシを演じる森さんは「宮沢賢治作品は国語の教科書などで読んだりもしていたので少し難しく考えてしまっていましたが、そんな若い世代の人にも、宮沢家の暖かく愉快で人間味溢れる時間が描かれたこの作品を通して、より宮沢賢治作品を楽しめるきっかけにもしていただけると思います」とコメントしました。