市川團十郎「その人の才能を最大限に引き出して」 “巨匠”と慕う写真家・篠山紀信さんをしのぶ
篠山紀信さんをしのぶ團十郎さん
歌舞伎俳優の市川團十郎さん(46)が3日に都内で行われた『篠山紀信先生を偲ぶ会』に参列し、篠山さんとの出会いを振り返りました。
今年1月に83歳で亡くなった篠山紀信さん。篠山さんのことを“巨匠”と慕う團十郎さんは、自身が17歳の新之助時代に初めて撮影してもらったそうで、「さまざまな写真家に“いいよ”とか“格好いいね!”とか“それだよ”なんて言われながら撮られてきましたが、どうもしっくりきませんでした。でも初めて巨匠に撮ってもらった時は“いいね! それ、新之助”と言われた時に“この人、本当のこと言ってるな。なんだろうこれ”っていうふうに初めて感じたのが、巨匠との出会いでした」と篠山さんとの出会いを振り返りました。
また、團十郎さんは篠山さんについて「人の心に入り込んで“人たらし”というか、その中でその人の才能を最大限に引き出してその被写体を撮る。っていう感覚、嗅覚。あれがやっぱりカメラマンにとって一番大事なことなんじゃないのかなっていうことを先生を拝見してて思いました」と語りました。
そして「まだ信じられないところがございます。先生は我々の中ではずっと生き続けるし、先生の作品は半永久的に残っていく」と話し「先生さみしいですよ。本当に。ありがとうございました」としのびました。
今年1月に83歳で亡くなった篠山紀信さん。篠山さんのことを“巨匠”と慕う團十郎さんは、自身が17歳の新之助時代に初めて撮影してもらったそうで、「さまざまな写真家に“いいよ”とか“格好いいね!”とか“それだよ”なんて言われながら撮られてきましたが、どうもしっくりきませんでした。でも初めて巨匠に撮ってもらった時は“いいね! それ、新之助”と言われた時に“この人、本当のこと言ってるな。なんだろうこれ”っていうふうに初めて感じたのが、巨匠との出会いでした」と篠山さんとの出会いを振り返りました。
また、團十郎さんは篠山さんについて「人の心に入り込んで“人たらし”というか、その中でその人の才能を最大限に引き出してその被写体を撮る。っていう感覚、嗅覚。あれがやっぱりカメラマンにとって一番大事なことなんじゃないのかなっていうことを先生を拝見してて思いました」と語りました。
そして「まだ信じられないところがございます。先生は我々の中ではずっと生き続けるし、先生の作品は半永久的に残っていく」と話し「先生さみしいですよ。本当に。ありがとうございました」としのびました。
最終更新日:2024年12月4日 22:05