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琉球王朝の子孫、歌手デビュー。三線とポップスの融合

2010年3月30日 22:45
琉球王朝の子孫、歌手デビュー。三線とポップスの融合

400年続いた琉球王朝の始祖、尚円王(しょうえんおう)の子孫であるシンガーソングライターの伊禮俊一(いれい・しゅんいち=27)が、5月26日にシングル「先生」でメジャーデビューする。学生時代の実存の恩師に向けてつづった楽曲で、1月13日に沖縄限定でインディーズリリースしたところ、約1カ月で約2000枚を売り上げた。沖縄の楽器「三線」の旋律にポップスのリズムを融合させた独特の世界観を持つ楽曲で、自然のゆらぎを感じさせるメロディーになっている。デビュー後も、地元を離れない。「沖縄にいる自分しか歌えない歌がある気がする。沖縄にいなかったら、詞の世界観が変わってしまう気がする」と理由を語っている。