歌手の池田聡（４８）が６日、都内でデビュー２５周年リサイタルを開催した。

　デビュー曲「モノクローム・ヴィーナス」で音楽シーンに鮮烈に登場し、ソロ活動の傍ら各種ユニットを組み、デュエット曲を送り出すなど、多彩な活動を繰り広げてきた。来歴の証言者として、音楽仲間の伊勢正三（５９）、沢田知可子（４８）、中西圭三（４６）がゲスト出演し、花を添えた。

　本番前の取材で池田は「音楽のタイプとかキャリアとか違う方なので、ホストとしてお迎えする際、慌てふためくんでしょうね」とリハーサルの手応えをふまえ、苦笑いで明かした。
　２５周年の音楽キャリアに関しては、「先のことをあんまり考えて歌い始めていないので、そんなに経ったのかと感慨深い。そのわりには過ぎた時間はあっという間で、不思議な感じがします」としみじみ。隣を見ながら、「伊勢さんという大先輩がいますから」と遠慮気味に語った。

　沢田とは以前、ご近所さんで、「歩いて３０秒」という近さに居を構えていたことがある。沢田が「ただの酒飲み友達。いつも池ちゃんを叱っている気がする」と関係性を話すと、伊勢がすかさず「チーママみたい」。
　「この前も違うところで言われました。店出せって、ブラザー・コーンさんに」と明かす沢田に、他の３人は「すごい合いそう」「いいと思うな」とチーママ転身を冗談交じりに勧めた。