落語家の林家三平（４０）が１４日、都内で映画「ペーパーバード　幸せは翼にのって」（公開中）のトークイベントに出席した。
　
　スペイン独裁政権時代を舞台に、内戦で妻子を亡くした喜劇役者と孤児の少年との絆を描く感動作。

　妻で女優の国分佐智子（３４）がコーディネートしてくれたという羽織袴（はかま）姿で登場し、「幸せいっぱいの三平で〜す！」とにっこり。夫婦そろって試写を見たが、「彼女が最終的に涙を流して『すばらしい作品だったね』と言ったんです。その一言が今でも（耳に）残っていますね」としみじみ語った。

　１０月２日に都内のホテルで挙式・披露宴を開くが、「きょうは案内状の切手貼りをやっていました」と夫婦二人三脚で準備を進めていることをうれしそうに明かし、「昭和の結婚式の形をとりたいなと思っています。（仕事の）合間を縫ってウエディングドレスを見に行ったり、たぶんきれいな佐智子が当日登場すると思います。今、それに向けて塩パックとかやっていますので期待してください」とにんまり。
　
　子どもの誕生も望んでいる。「男の子が生まれたらはなし家にしたい。隔世遺伝で父（初代三平）の能力がいくといいな。しゃべり方は佐智子に似てくれるとすてきなはなし家になると思います」と目を輝かせた。
　
　「女の子なら？」と聞かれると「すてきなダンナさんをもらってすてきな家庭を作ってもらいたいかな。まあ、男の子が生まれるようにがんばります！」と力を込めた。