女優の大竹しのぶ（５４）が１３日、都内で舞台「ピアフ」（１０月１３日〜１１月６日、東京・日比谷シアタークリエ）の製作発表を行った。

　シャンソンの伝説的女王、エディット・ピアフの波乱に富んだ４７年の生涯を描く作品で、大竹は名曲「愛の賛歌」や「水に流して」など珠玉のナンバーに挑む。

　「２０歳のころ、（中村）勘九郎さん（現勘三郎）にこの本を読んでみてって渡されたのがピアフの自伝。すごい人がいるんだと思って、ＬＰを買って聴きました」という不思議な縁を披露し、「２００８年にロンドンで（舞台を）見て、いつかできたらいいなと思っていました」と思い入れは深い。

　生き方に共感する部分もあり「後悔しない生き方は、自分に近い。『もういいの』っていう風に生きたい。一生こうやって生きていけたらいいなと思います」と心を明かし、「ただ一生懸命生きるエネルギーを感じてほしい」とアピールした。