ジャッキー日本にエール…中川翔子は大興奮
アクション俳優のジャッキー・チェン(57)が21日、都内で映画出演100作目となる記念作「1911」の記者会見に出席した。
近代中国の道しるべとなった1911年の「辛亥革命」に命をかけた若者たちを描いた作品。ジャッキー自ら総監督と主演を務め、ヒット作「レッドクリフ」のスタッフとタッグを組んだ。
ジャッキーは「みなさん、こんにちは」と日本語であいさつし、「ずっと日本に帰って来たいと思っていたけど、忙しくて遅くなってしまってすいませんでした」。東日本大震災発生後、初の来日となるが、「日本の強さは精神力。必ず日本は再建できると信じています」と力強くエール。日本語で「日本、頑張って!」とメッセージを送った。
ジャッキーは孫文の右腕として活躍した革命軍司令官・黄興(こうこう)を演じた。「私の方が背が高くて、ハンサムですけどね」と笑いつつも「この英雄たちがいなければ今の中国はありません。こういった歴史は若者の多くが知らないかもしれない。いろんな歴史、革命をしっかりと映画化し、自分の国の歴史を知ることが有意義なことだと思う」と制作に至った経緯を明かし、「自分の生涯の中で、間違いなく記念になる作品」と胸を張った。
日本語版の吹き替えを務め、ジャッキーの大ファンというタレントの中川翔子(26)も登場。花束を贈呈し、「確実に今日が1番幸せ!すべてをささげてもいいほど。永遠に不老不死でいてください!」と大興奮で対面した喜びを伝えた。