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山川豊、NGK初登場!まさかのアドリブも

2012年2月2日 22:46
山川豊、NGK初登場!まさかのアドリブも

 歌手の山川豊(53)が1日、大阪・なんばグランド花月(NGK)の舞台に初登場。「ティーアップスペシャルステージ クイズ$マエダネア」と題したクイズ番組のパロディーコントに挑戦した。

 コントは、お笑いコンビ「ティーアップ」の前田勝(46)ふんする“マエモンタ”が司会という設定のクイズ番組に、相方の長谷川宏(44)が解答者として出演するというもの。解答者には、答えの選択肢が半分になる「フィフティフィフティ」や、知り合いに電話できる「テレフォン」のほか、「マエダネア」オリジナルの「ソング」の3つが“ライフライン”として与えられる。

 中でも「ソング」は使い放題とあって、長谷川は1問目から正解が分かっていながらも「ソング」を使用。すると、スポットライトを浴びた山川が登場した。客席は突然のことに驚いてざわついたが、その後、歌詞に答えのヒントが隠された新曲「ナイアガラ・フォールズ」を山川が歌い上げると、観客はうっとり。大きな拍手がわき起こった。

 その後も山川は、「テレフォン」でつないだ電話相手の映像に映り込んでみたり、まだ選択していないのに「ソング」と聞いただけで舞台に飛び出してきたりと大活躍。極めつきは、ヒントとして歌った山川のヒット曲「アメリカ橋」の歌詞をアドリブで「メキシコ橋」とかえて、長谷川を困惑に陥れたところで、サプライズ満さいのコーナーに観客も大喜びしていた。

 舞台終了後に会見。山川は「昔から新喜劇を観ていましたし、その舞台に立ててすごくうれしかったです。緊張もしましたけど、楽しくやらせていただきました。ぜひとも機会があれば、2回3回とやれればなじんでくるんじゃないかと思いました。初めてですからお互いに遠慮があったかなと…」と感想を口にした。

 長谷川は「十分なじんでいましたけど!」と突っ込み、山川のアドリブについては「何にも聞いてないから僕はめちゃくちゃ焦りました」とうらみ節も。山川自身も内心は緊張していたようで「僕も焦りましたね。『メキシコ橋』って歌ったことないから、スベっちゃうんじゃないかって。何度も出番まで練習したんですよ」と裏話を披露し、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 山川は「最近は歌番組も少なくなりましたから、芸人のみなさんに、ワンフレーズだけでもいいから、たとえば(『ナイアガラ・フォールズ』なら)『無理です、無理です』のところの歌詞とかを使ってもらいたいですね。そしたら、若い方からご年配の方にまで歌を発信できて、ヒット曲に結びついたりするかもしれないと思いました」とティーアップに“宣伝”協力を仰ぎ、曲がヒットしたら「ティーアップのお2人とナイアガラに行きたいです。お忙しいだろうから2泊3日で」とご褒美旅行を提案。

 長谷川は「えー、カナダですよ!(笑)ぜひ行かせていただきます。さっそく僕らも『ナイアガラ・フォールズ』のネタを考えさせていただきます」とノリノリだった。