アンジェラ留学へ…音楽活動無期限停止
シンガー・ソングライターのアンジェラ・アキ(36)が、2014年4月から始まる全国ツアーの終了をもって、日本での音楽活動を無期限停止する。
29日、オフィシャル・ファンクラブサイトで発表した。
同年秋からは、アメリカの音楽大学に留学し、以前より進めていたブロードウェイ・ミュージカルプロジェクトに専念する。家族とアメリカに移り、新たな夢をかなえるため、「37歳の新入生」になることを決意した。
ツアー前の3月5日には初のベストアルバム「TAPESTRY OF SONGS‐THE BEST OF ANGELAAKI」を発売。4月5日からスタートする全国ツアーは8月4日までの44公演。ツアーファイナルは、日本武道館で行われる。
アンジェラは「私は来年37歳になります。18歳で入学したワシントンDCの大学では国際政治を勉強しましたが、音楽大学で専門教育をうけるのは、実はこれがはじめてになります。現在とりかかっているブロードウェイ・ミュージカルプロジェクトを成功させるためにも、更なる夢を叶えるためにも、大きな決断をする必要がありました」と動機を説明。
「日本での音楽活動を無期限停止にすることには、とても悩みました。ただ、これがラストチャンスであるという気持ちもあり、中途半端な状態に自分を置きたくありませんでした。自分の夢を実現させるためには、これからの数年間、新しい環境で勉強に集中し創作活動に打ち込むべきだと考えました。そして37歳の新入生になることにしました」とゆるぎない決意を明かし、「しばらく日本を離れることになりますが、私はこれからも楽曲を作り続け、歌い続け、みなさんに音楽を届けていくつもりです。そして近い将来、パワーアップしてまた必ず帰ってきたいと思っています」と誓った。