ギスギス解消?トニセン10年ぶり舞台共演
V6の坂本昌行(43)、長野博(41)、井ノ原快彦(38)らが出演するブロードウェー・ミュージカル「ON THE TOWN」の製作発表が27日、都内で行われた。
V6の年長組=20th Century(通称:トニセン)の3人が、2004年の「SAY YOU KIDS」以来、10年ぶりに舞台で共演する。
ひょうきん者の水兵オジーを演じる井ノ原は、「(3人の舞台共演が)久しぶりだということもあって、帯を締めなおすというか、『いよいよやるか』というような感じがありました」と好機を喜んだ。
東京公演が行われるのは、来年3月末に閉館することが決定している青山劇場(9月28日〜10月14日)。
井ノ原は「僕らはそこで子どものときから出させていただいているので、『(3人で共演するのは)最後のチャンスだね』って言って。僕らも一致団結して、10年前とは関係性も変わってきている。この間なんかはリーダー(坂本)と2人で定食なんか食べに行っちゃって…」と10年の変化にしみじみ。
取材陣が「10年前はそういう関係性はなかった?」と確認すると、3人が口々に「あんまりなかった」。その理由については、井ノ原があっけらかんと「ちょっとギスギスしてたんじゃないですかね〜」と語り、笑いを誘った。
青山劇場への思いについてあらためて聞かれると、井ノ原は「トニセンで言いますと、僕も15の時から少年隊の舞台を初めて務めさせていただいて、主演もやったことがあって。あそこがなくなるということは実家がなくなるみたいな気持ちがあって。本当だったら少年隊のバックで(舞台を)もう1回やりたいというのがいまだにあります。何とかなんないのかなと思っています」と閉館が名残惜しそうだった。