女優の鈴木保奈美（４８）が１日、都内で行われた乳がん知識啓発キャンペーン「ピンクリボン」のイルミネーションの点灯式に出席した。

　キャンペーン初日の午後６時３０分、鈴木が「ピンクリボン　キャンペーン２０１４」のアンバサダーとして点灯ボタンを押すと、東京タワーがピンク色にライトアップ。同時に、東京スカイツリー、虎ノ門ヒルズ、京都・清水寺もピンクに染まる仕掛けだという。

　鈴木は「ピンクのタワーを見たら『あっ、気をつけなくちゃ』って一瞬思い出していただくだけでも、そしてそれを周りの人に伝えていただくだけでもいいんじゃないかな。そのお手伝いになれば」とアンバサダーとして訴える。「ママ友たちに（検診のために）病院に行ってねと伝えたい。娘もまだ１０代ですけど、きちんとこういう情報を話していきたいな」と意識することの重要性を強調した。

　「ピンクリボンキャンペーン」は化粧品企業「エスティ　ローダー」グループが乳がんの早期発見、予防根絶を目的とし１９９２年から行っている社会貢献活動。
　２２周年の今年は「皆で力を合わせて乳がんに打ち克ちましょう」をテーマに、この日から１カ月間、乳がんの知識啓発を呼びかける。