趣里「尋常ではない叫び声が」 映画の撮影現場で驚いたエピソード明かす
趣里さん
俳優の趣里さん(33)が25日、主演映画『ほかげ』の公開記念舞台挨拶に、共演した森山未來さん(39)や、塚尾桜雅さん(8)、河野宏紀さん(27)、塚本晋也監督(63)と登場。趣里さんが、撮影現場で驚いたエピソードを明かしました。
映画は『鉄男』(1989年)で劇場デビューして以来、数々の国際映画祭で受賞してきた塚本晋也監督の最新作。戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』(2014年)、幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』(2018年)、その流れをくんだ作品で、今年のベネチア国際映画祭では、日本人監督として初めてNETPAC賞を受賞しています。
今回、舞台となっているのは終戦後の闇市。戦争で奪われたものと、絶望と闇を抱えたまま混沌(こんとん)の中で生きる人々を描いた作品で、趣里さんは半焼けになった小さな居酒屋で暮らす女性を演じています。
映画は『鉄男』(1989年)で劇場デビューして以来、数々の国際映画祭で受賞してきた塚本晋也監督の最新作。戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』(2014年)、幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』(2018年)、その流れをくんだ作品で、今年のベネチア国際映画祭では、日本人監督として初めてNETPAC賞を受賞しています。
今回、舞台となっているのは終戦後の闇市。戦争で奪われたものと、絶望と闇を抱えたまま混沌(こんとん)の中で生きる人々を描いた作品で、趣里さんは半焼けになった小さな居酒屋で暮らす女性を演じています。
イベントでは、趣里さんが復員兵を演じた河野宏紀さんとの撮影中に起きた驚きのエピソードを告白。「撮影で待っていたときに、“ギャー!”と、尋常ではない叫び声が聞こえて、“何?どうした?え?”と思ったら、河野くんの肩にカミキリムシが止まって、この静かな河野くんが、見たことのない顔と声で、すごい騒いでいた」と明かしました。
このエピソードに対し、塚本監督が「それは、僕は想像できないですね。河野くん、そうなの?」と問いかけると、河野さんは「聞いたことのない声を自分でも聞いた」と恥ずかしそうに告白。塚本監督は「じゃあ、(塚本監督の戦争映画)『野火』に出ていたら大変だったね。毎日、悲鳴の連続だよ」と会場の笑いを誘いました。