音楽ユニットのキマグレンが２３日、公式サイトで解散することを発表した。

　今年結成１０周年を迎え、「それぞれの次のＳＴＥＰへ向かう為、そして個々の可能性の追求の為、解散することになりました」と報告。
　７月１８日、１９日の神奈川・横浜関内ホール公演「キマグレン ＦＩＮＡＬ ＣＯＮＣＥＲＴ ２０１５〜ＬＡＳＴ ＳＵＭＭＥＲ ＤＡＹＳ〜」をもって解散するという。

　公式サイトに２人はメッセージをアップ。
　ＩＳＥＫＩ（３４）は「昨年、音楽が１０周年という一つの節目を迎えた時、自分の中に『もう一度ちゃんと音楽と向き合いたい。』と感じている自分がいることに気付きました。年をまたいでもこの決心は揺らぎませんでした」と心境の変化を告白し、「僕達は別れを選んでしまったけれどもきっと次に進むための一歩だと信じています」とコメント。
　ＫＵＲＥＩ（３４）は、自身が作詞した夢を追うことについて問いかける楽曲「バケット・リスト」を「大好きな曲」とし、「そんな僕のバケット・リストをこれから完成させに行きます！わがままだけど、色んなものが見たいんだ。そんな旅の先にいつか『二人の音楽』という交差点であいつと巡り合えたら、また始めようか。俺らのＬＩＦＥ」と思いをつづっている。

　キマグレンは、神奈川・逗子育ちで幼なじみのＩＳＥＫＩ、ＫＵＲＥＩの２人で２００５年に結成。０８年にメジャーデビューを果たし、楽曲が京急電鉄・新逗子駅の駅メロディーに採用されるなど、地元と密着した活動で知られていた。