上白石萌歌クラシック公演出演「夢のよう」
女優の上白石萌歌(15)がクラシックコンサート「山田和樹 マーラー・ツィクルス 第4回」(2016年1月30日、東京・Bunkamuraオーチャードホール)に出演することが、決まった。
同コンサートは注目の若手指揮者・山田和樹さん(36)が、作曲家グスタフ・マーラーの交響曲を演奏する公演。マーラーの作品の前に作曲家の武満徹さんの曲も披露する予定で、上白石は武満さんが作曲した「系図−若い人たちのための音楽詩−」で詩の朗読に挑戦する。
朗読するのは、詩人・谷川俊太郎さんの「はだか」という詩集にある「むかしむかし」「おじいちゃん」「おばあちゃん」「おとうさん」「おかあさん」「とおく」の6編。上白石は日本フィルハーモニー管弦楽団の奏でる「系図」に合わせ、25分間にわたって6編を暗唱で朗読する。
クラシックの舞台に初めて立つ上白石は「小さなころから大好きだった谷川俊太郎さんの詩を朗読できるなんて夢のようです!!」とオファーを喜び、「谷川さんの独特の世界観を表現できるように精一杯頑張ろうと思います」と、きりり。
「2000人ものお客さんの前に立つと頭が真っ白になりそうです」と早くも緊張を隠せない様子だが、「すてきな演奏と詩に合わせて、自分らしさを発信できるといいなと思っています」と意気込みを語った。