お笑いタレントの猫ひろし（３８）が９日、カンボジアで行われた「第２回　アンコールエンパイアマラソン」のフルマラソン競技にカンボジア代表として出場。２時間４６分５４秒のタイムで２位になった。

　大会後、「雨のおかげで湿度が高めだったので、多少気候は良かったです。途中、トイレに２回行ってしまいました。本番でお腹を下してしまうことと、やはり暑い気候で影響されてしまったのが悔しいです。まだまだ、暑い大会に慣れないといけない」とレース展開を反省。１位は、日本の川内鴻輝選手だったため、「総合２位でしたけど、目標のカンボジア１位は死守できて良かったです」と安堵の表情を見せた。

　今年６月、シンガポールで開催された「２０１５年東南アジア競技大会」に出場したばかり。
　「シンガポールから２カ月しか調整期間がなく、間に合わないかもしれないと思いましたが、なんとか目標はクリアしました」と及第点をつけ、「皆さんの声援がすごくて自然と笑顔でゴールできましたね。そういう意味では調子は良かったと思います。ただ、暑い気候がネックなのが課題ですから、試合をこなして次回こそカンボジアでもベストタイムを出したいです。カンボジア人としては１位は死守するつもりで、引き続き、挑戦します」と意気込んだ。

　カンボジアオリンピック委員会は、本大会の実績及び国内での選考基準により、来年夏に開催されるリオデジャネイロオリンピックの代表選手を決める予定。