演歌歌手の水森かおり（４２）が４日、東京・霞ヶ関の東海大学校友会館で「水森かおり２０周年感謝の会」を開いた。

　同所は、デビューの披露目をした思い出の場所。祝福に駆け付けた約２００人の関係者に「この２０年間、本当に幸せな毎日を過ごさせていただきまして、今年は特に忙しく過ごさせていただいています。デビュー当時、こんなに幸せな毎日が過ごせるという２０年後の姿はまったく想像もしていなかったので、これもたくさんの支えてくださった皆さんと応援していただいたファンの皆さんのお陰だなと、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔であいさつした。

　２０周年記念曲「花恋文」を提供したシンガー・ソングライターの南こうせつ（６６）は、ビデオレターで祝福した。
　「演歌よりもややポップス調の感じでしたけれども、水森さんは見事に歌いこなしていただき、その声、情感に本当にびっくりしました」と仕上がり具合を語り、「２０周年、人間でいうと２０歳ですから、これから本当の愛を歌っていく水森さんに期待したいと思います」とメッセージした。

　デビュー曲「おしろい花」や代表曲「鳥取砂丘」、新曲「大和路の恋」の３曲を披露した水森は「２５周年に向けて、１年１年、そして１日１日を大切に感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います」とさらなる意欲を示した。