今年６月に芸道５５周年を迎える演歌歌手の北島三郎（７９）が本サイトに、新年のメッセージを寄せた。

　「新年、明けましておめでとうございます。この言葉を今年も言うことができました。ありがとうございます」としみじみと切り出し、「新しい年を迎えて、皆様方の少しでも力になれるような、肥やしになるような、元気づけられるような歌を頑張って歌っていきたいと思っています」と元気いっぱい。「年は取りましたが、気持ちはいつもと変わらず頑張って務めますので、どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
　２６歳でデビューし、芸道は５５年。昨年は愛馬、キタサンブラックがＧ１の菊花賞を制し、実質的なオーナーとして輝かしい成績を残した。
　今年１０月には８０歳を迎えるという節目の年に、演歌の血が騒ぐ。
　「自分でもそんな年になったとは思っていないんですが、芸道５５年という大きな節目の年になりました。今年出す曲は、すべて５５周年記念曲として出します」と気合も十分。今月２７日には、第１弾ニューシングル「人生に乾杯」をリリースする。「マイナー系で、おそらく感じてくださる歌、私も期待しています、皆さんも期待しています。気に入ったら歌ってもらえたらと思います」と、幸先のいいスタートを願った。

　デビュー記念日は６月５日。１年を“祭りイヤー”として位置づけ、「今年は大体３つ４つ、できれば５つぐらい出したいと思いますが、出ましたときには変わらずによろしくお願いいたします」と新曲のリリースを予告した。