角川博ら演歌陣8人、歌と義援金で応援

角川博(62)、半田浩二(52)、大石まどか(43)、岩本公水(40)ら演歌・歌謡曲系歌手が11日、埼玉・さいたま市で震災復興チャリティーコンサート「第1回『唄と踊りの祭典』」を開催した。
東日本大震災から5年がたった今もなお、復興への道のりが半ばの中で発生した「熊本地震」の被災者を「歌」を通して支援したいと、レコード会社、所属プロダクションの枠を超えて8人が集結した。
約1000人のファンを前に半田は、「東北の震災のときは、何カ所かの被災地におじゃまさせていただいて、避難所で炊き出しのお手伝いなどをさせていただいたのですが、今回の熊本地震では、来月、財布の中に入ったお金を全部持って行ってこようと思っています」。
角川は「きょうは、みんなで歌を届けて、被災地の方へ声が届けばいいなとみんなも言っていましたが、その通りでして、僕も頑張って歌わせていただきます」とあいさつした。
コンサートの収益金の一部とロビーに置かれた募金箱の義援金は、被災地に寄付される。